Andy Murray: Resurfacingに心を締め付けられた話

◆Andy Murray: Resurfacing観ましたか??

2019/11/29にアマゾンプライムUKで公開される、と下記の記事にあったので、日本はまだ先だろうと勝手に思い込んでいましたが、全世界同時公開でした。(汗)ということで遅ればせながら感想を書きます。

www.thetennisdaily.jp 

 

 

◆観てほしい人

・Andy Murrayをもっとよく知りたい人

・現状に苦しんでいる人、もがいている人

・人生哲学が好きな人

 

 


◆あらすじ

ありません。120分以内です!どうぞ観てください! 

 

 


◆感想

話の進め方が面白いです。ドキュメンタリーってナレーションが邪魔になることがありますが、Andy Murray: Resurfacingは一切ナレーション無く、実況やインタビュー、Murray本人の独白で進んでいきます。


2018年8月のCITI OPEN以降が私の中の一番でした。

試合を重ねればぶり返す痛み。日常生活にも支障をきたすほどの痛み。

完全には消えないまでもリハビリや麻酔で軽減することはできる。

痛みに耐えて、Murrayがどこまでテニスを本気で向き合えるのか試されているようです。

そんな中で終わりを感じて「辛い」と漏らしたことや、引退を決めた時の疲れ切った口調、残酷な選択肢。Murrayほどではないかもしれませんが、私自身今まさに苦しい状況にいるので感情移入しまくりでした。


人工股関節の手術をし、2019年6月のQueen's Club Championshipsで優勝。

Murrayが希望あるコメントをしたところでドキュメンタリーは終わります。


ただ、ここからシングルスに全てを捧げたときに人工股関節が破損するリスクは7年で15%なんだそうです。私は高すぎると感じたのですが。

この辺りは尺が押してたのかコメントがありませんでしたが、Murrayがどう捉えたのか気になります。

 

一連を通して、テニス選手の引き際に直面し、葛藤し、前に進んだMurrayは哲学そのもので、観ている人に選択する勇気をくれるドキュメンタリーでした!!


私個人としては、2020年3月現在Andy Murrayがコートに立てていないので、前向きな終わり方に不満ですが、(ついでにEuropean OpenでStan Wawrinkaとの決勝も見せてほしかったという不満もありますが、)Andy Murrayの内面をたっぷり見れたのでAmazon Primeに感謝しかありません!

 

 


◆終わりに

順調にリハビリが進めば、次にMurrayが姿を見せるのは2020年3月25日のMiami Openです!

彼のテニスを再び(長く)観られることを祈って

GO!ANDY!

 

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